自家焙煎とは何か。焙煎所で豆を買うと、何が変わるのか

「自家焙煎」と書いてある店は増えましたが、実際に何がどう違うのかは、あまり説明されていないように思います。

KOGUREは、店内に焙煎機を置いて、自分たちで豆を焼いています。この記事では、焙煎所で豆を買うと何が変わるのかを、できるだけ正直に書きます。

自家焙煎とは、生豆を自分の店で焼くこと

コーヒーの生豆は、薄い緑色をしていて、そのままでは飲めません。熱を加えて焼く(焙煎する)ことで、はじめて私たちの知っているコーヒーの色と香りになります。

自家焙煎の店は、この焼く工程を自分の店で行います。焼き上がった豆を仕入れて売るのではなく、生豆の状態で仕入れて、店で焼いてから売るということです。

KOGUREでは生豆も4種類販売しています。ご自宅で焙煎を楽しみたい方は、焼く前の状態でお持ち帰りいただけます。

焙煎所で買うと、何が変わるのか

1. 焼きたてが買える

いちばん大きいのはこれです。コーヒーは焼いた瞬間から香りが飛び始めます。店で焼いて店で売れば、その間の時間がほとんどありません。

KOGUREでは、ご希望があればご注文をいただいてからその場で焙煎してお渡しすることもできます(200gから)。焼きたての、まだ温かい豆を持ち帰っていただけます。

2. 同じ豆を、違う焼き方で比べられる

KOGUREの棚には、同じ産地の豆を焙煎度を変えて並べているものがあります。たとえばイルガチェフェは浅煎りと中深煎りの両方を、コスタリカも浅煎りと中深煎りを置いています。

浅煎りのイルガチェフェは、白い花や紅茶のような上品で華やかな風味になります。同じ豆を中深煎りまで焼くと、カラメルやダークチョコのようなコクと甘さに変わります。同じ産地でも、焼き方だけでここまで違う。これは焙煎所ならではの比べ方です。

3. 焼き方の話ができる

焼いている本人が店にいるので、「なぜこの豆はこの焼き方なのか」を直接お話しできます。ご自宅での淹れ方の相談も、豆の性格を分かったうえでお答えできます。

スペシャルティコーヒーについて

KOGUREで扱っている豆のうち、一部はスペシャルティコーヒーです。

スペシャルティコーヒーは、産地や農園がはっきりしていて、生産から輸送までの過程が追えて、カップの評価が一定の基準を満たしたコーヒーを指す言い方です。

ただし、どの豆がそれに当たるかは、入荷のたびに変わります。そのため「この銘柄がスペシャルティです」という固定の書き方はしていません。気になるときは、店頭でお尋ねください。その時点で置いているものをお伝えします。

焙煎の頻度について、正直に書いておきます

「毎日焙煎しています」「焙煎から3日以内のものだけ売っています」といった書き方をする店がありますが、KOGUREではそうした具体的な日数や頻度を掲げていません。その日の入荷や売れ行きで変わるため、常に同じとは言えないからです。

言えるのは、店内の焙煎機で自分たちが焼いた、焼きたての豆を売っているということです。焼いた日が気になる方は、店頭でお尋ねいただければお答えします。

まずは一杯、飲んでみてください

店内では、取り扱っているすべての豆から選んで、一杯ずつお淹れしています。淹れ方はドリップかサイフォンからお選びいただけます。

豆を買う前に、まず飲んでみる。焙煎所のある店で買う利点は、それができることだと思っています。

KOGUREは佐賀市唐人にあります。豆の販売は店頭のみです。

取り扱っているコーヒー豆を見る|喫茶メニューを見る|アクセス・駐車場

← ブログの一覧へ