佐賀でコーヒー豆を買うときの選び方。浅煎りと深煎り、何gを選ぶか

「コーヒー豆を買ってみたいけれど、種類が多くてどれを選べばいいのか分からない」。店頭でいちばん多くいただくご相談です。

KOGUREでは、浅煎りから深煎りまで焙煎豆を12種類、生豆を4種類そろえています。この記事では、そのなかからご自分に合う一袋を選ぶための考え方を、順番にご案内します。

1. まず「どこで飲むか」から考える

豆を選ぶとき、産地や焙煎度から入る方が多いのですが、私たちは飲む場面から選ぶことをおすすめしています。

KOGUREという店名は「珈琲のある暮らし」から一字ずつ取ったものです。珈琲を飲む場面は、店の中だけではありません。朝の台所、休みの日の庭、仕事の合間の職場、アウトドアの焚き火のそば、バイクで走った先の休憩。そのどれもが「珈琲のある暮らし」だと考えています。

そして、場面が変わると、おいしいと感じる豆も変わります。

  • 朝いちばんに飲む — 頭がはっきりする浅煎りの明るい酸味が合います
  • 食後に飲む — 深煎りのコクが、食事のあとの口をすっきりさせます
  • 甘いものと一緒に — 中煎りから中深煎りの、酸味と苦味のバランスが取れたもの
  • ミルクを入れて飲む — 深煎り。ミルクに負けない厚みがあります
  • 屋外で、保温ボトルに入れて — 深煎り。時間が経っても味の輪郭が崩れにくいです

2. 浅煎り・中煎り・深煎りの違い

焙煎の度合いは、そのまま味の方向を決めます。

浅煎り

酸味がはっきりしていて、果物や花を思わせる香りが立ちます。豆そのものの個性がいちばん出る焼き方です。「コーヒーは苦いもの」と思っていた方が、いちばん驚かれるのがこの範囲です。

中煎り・中深煎り

酸味と苦味のどちらにも寄りすぎない、まん中の焼き方です。迷ったらここから始めると、自分がどちら寄りが好きかが分かります。KOGUREのブレンド2種も、この範囲です。

深煎り

苦味とコクが前に出て、カカオやナッツ、黒糖のような風味になります。ミルクを入れても負けません。アイスコーヒーにも向きます。

それぞれの豆がどの位置にあるかは、コーヒー豆のページに、酸味・苦味・コクを5段階で載せています。

3. 50g・100g・200g、どれを買うか

KOGUREでは50g・100g・200gの3つの単位で量り売りしています。

はじめての豆は50gからをおすすめします。50gは、淹れ方にもよりますが、およそ3〜5杯分です。好みに合うかどうかを確かめるには十分な量で、合わなかったときにも負担になりません。

気に入った豆が決まったら200gへ。1杯あたりの単価が下がりますし、買いに来る回数も減ります。

ただし、豆は生鮮品です。開けてから時間が経つほど香りは飛んでいきます。「2週間で飲みきれる量」を目安に選んでいただくのが、いちばんおいしく飲む買い方です。ひとりで1日1杯なら、100gか200g。ご家族で飲むなら200gが目安になります。

4. 買ったあと、どう保存するか

以下は一般に言われている保存の考え方です。

  • 密閉して、日の当たらない涼しい場所へ。袋の口を閉じるだけでも変わります
  • 挽いた豆は、香りが早く飛びます。できれば豆のままで買って、飲む直前に挽くのがおすすめです
  • 長く置くときは冷凍庫へ。使う分だけ取り出し、袋ごと常温に戻してから開けると、結露を防げます

5. 店頭でできること

買うときに、次のことをお申しつけいただけます。

  • 挽いてお渡しします。ご自宅の器具(ペーパードリップ、フレンチプレスなど)をお伝えいただければ、それに合わせた挽き方にします
  • その場で焙煎します。ご希望があれば、ご注文をいただいてから焼いてお渡しできます(200gから)
  • 迷ったら、声をかけてください。どんなふうに飲まれるかをうかがえれば、そこから絞り込めます

おわりに

コーヒー豆に「正解」はありません。同じ豆でも、淹れ方や気分で印象が変わります。だからこそ、まずは小さく買って、いろいろ試してみてください。

KOGUREは佐賀市唐人にあります。豆の販売は店頭のみで、通信販売は行っていません。お近くにお越しの際は、ぜひ棚を見に来てください。

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